『悪魔のナイトクラブ』

CHEAP STARがミニ・アルバム『悪魔のナイトクラブ』を発表したのは2008年10月26日。
今から7年前。
新しい音源を発表する前に今こそ当時を振り返ってみたくなった。
ちょっとだけね。笑
当時のメンバーはHOLLY (Vo)、RICHIE (B)、JC (G)、LAGER (Dr)。
レコーディングは夏の間に渋谷ラママで行われた。
ボーカル録りの時にHOLLYはアバラ骨を骨折していたんだけど、
どうして骨折していたのか本人を含め誰も覚えていない。笑
1) 悪魔のナイトクラブ (Richie):
ミニ・アルバム製作時のCHEAP STARを代表する曲じゃないかな。
メンバーはみんなハードロック好きだしね。
勢いのある曲だしお客さんからの反応もすごく良かった。
リフや雰囲気を楽しんでもらえたらうれしい。
この曲はライブハウスとかパーティーとかに遊びに行くことについて歌ってる。
アルバムジャケットは「悪魔のナイトクラブの壁に掛けられたCHEAP STARの写真」
のイメージ。
2) Fairy Land (Holly):
CHEAP STAR初のオリジナルソング。ボーカリストHOLLY作。
結成当時、ドラムのLAGERがメンバーを集めたものの、
みんな「このバンドは本当に動き出すのかな?」と思っていた。笑
はじめにアクションを起こしたのがHOLLYだった。
彼がこの曲のデモを持って来て、バンドが動き出したんだ。
4人ではじめてスタジオに入ったときにはまだ歌詞がなくて、
HOLLYは”ナナナナ~♪”って歌っていたんだけど それがすごく盛り上がった!笑
その後いかがわしい歌詞がつけられて素晴らしい曲になったんだ!
3) ロックスターはニセモノ (Richie):
CHEAP STARがスタートするずっと前にできていたグリッターソング。
これは渋谷ラママに出演していたすべての先輩グラムロックバンドへのオマージュ。
みんなウサン臭くてニセモノっぽくて最高だった。
ロックにはそういったインチキっぽさが必要だと思う。
そういう雰囲気を持ったバンドになりたいと思っていたし、そうなれた気がする。笑
HOLLYが「俺のテーマ曲」と言ってくれるのは最高に嬉しい。
4) Cheap Star (Richie):
バンドのテーマ曲みたいなものが欲しいと思って作り始めて数時間で出来た。笑
ボクたちCHEAP STARのことを歌っていると見せかけて、
Cheap Starという架空の女性ロッカーへ向けた歌になっている。
ファンの男の子が女性ロッカーCheap Starに向けて歌うという設定。
CHEAP STARのオリジナルメンバーが初めて集まった夜の意味も含ませてある。
このミニアルバムは当時のCHEAP STARにできる精一杯のことだった。
フルアルバムを作る予算も時間も無かったし、
メンバーのコントロールも完全に不可能だった。笑
サウンドは荒削りだけれど当時作りたいと思っていたものを形にすることが出来た。
やりたいことをやれたんだ。
当時のメンバーでレコーディングが出来てよかったし、今も誇れる作品だよ!
RICHIE xxx